Web制作は「できました」で終わらない|納品・確認・引き継ぎのチェックリスト

Webサイトが完成したら、URLを送って終わり。そう思うかもしれません。
でも、お客様に安心して使っていただくためには、「何を渡したか」「何を確認してもらうか」「その後、誰が何を管理するか」を整理することが大切です。
納品は、完成したものを相手へ正式に届けること。検収は、相手が約束した内容と照らして確認することです。具体的な期限や手順は、案件ごとの契約によって決まります。
まず、何を納品する約束だったか確認する
契約時の見積もりや、途中で双方が同意した変更内容を見返します。
例えば、店舗サイトなら、次のような項目です。
- ・トップページと店舗紹介ページ
- ・お問い合わせページ
- ・スマートフォンでの表示
- ・お客様から受け取った文章・画像の反映
- ・決められた範囲の説明や操作案内
実際の案件では、ページだけでなく、管理画面、画像、設定、利用サービスなども対象になることがあります。「完成したもの」と「まだ確認中のもの」を混ぜずに整理しましょう。
確認してもらう場所を、具体的に伝える
「ご確認ください」だけでは、お客様は何を見ればよいか迷うかもしれません。
例えば、次のように伝えられます。
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制作したページをお送りします。特に次の点をご確認ください。
- 1.お店の紹介文、営業時間、連絡先に誤りがないか
- 2.掲載した写真や説明が、ご希望に合っているか
- 3.スマートフォンでも必要な情報が読めるか
- 4.お問い合わせ先が、ご案内いただいた内容と合っているか
気になる箇所があれば、ページ名とあわせてお知らせください。確認期限と修正については、合意した条件に沿って進めます。
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この文章は例です。確認期限を新しく決める場合も、一方的に設定せず、案件の条件を確認してください。
正式な納品と、途中の共有を分ける
制作途中で「ここまでできました」と画面を見せることと、正式に納品することは異なります。
途中確認なのか、正式な納品なのかが曖昧だと、お客様は「もう確認期限が始まっているのかな」と迷ってしまいます。送る際に、今回の共有の目的と、次に何をしてほしいのかを一言添えましょう。
仕事募集サイトを利用している場合は、そのサイトの正式な納品・検収の手順と規約を確認します。やり取りや情報共有、外部での契約・決済に制限がある場合は、その条件に従います。
修正と追加依頼も、内容を分けて考える
お客様から修正の連絡が来たら、まず内容を確かめます。
- ・合意した内容と異なる箇所の修正
- ・当初の範囲内で予定していた調整
- ・新しいページや機能など、後から追加された希望
どれに当たるかは、契約内容や実際の状況で変わります。すべてを追加料金にする、反対にすべてを無料で引き受けると決めつけず、見積もりと約束を見直しましょう。
納品後に困らないための引き継ぎメモ
お客様が今後使うための情報を、必要な範囲で整理します。
- ・サイトのどの部分を誰が更新できるか
- ・利用しているサーバーやサービスの契約者
- ・更新やバックアップを担当する人
- ・不具合や追加作業が必要になったときの相談先
- ・別途費用が必要になる作業がある場合、その確認方法
パスワードや秘密鍵を、普通のメール本文や共有メモに貼り付ける必要はありません。必要な権限、受け渡し方法、作業後に権限を戻す方法を、案件に合わせて確認します。
制作を依頼した場合も、役割を整理する
Plusに制作を依頼した場合の進行や納品は、月額相談のAIしごとサポートルームとは別に、案件ごとの案件ルームで管理する設計です。あなたがお客様との窓口を担当する場合は、制作側から受け取ったものを確認し、お客様との約束に沿って届けます。
案件の内容や契約条件によって手順は変わります。募集サイトを利用している場合は、そのサイトの規約とお客様の承諾に沿って進めてください。
完成したものをきちんと確認し、次に困ったときの道筋も残す。それが、お客様のためにも、自分の仕事のためにもなると僕は考えています。
参考:ココナラ「禁止行為について」(確認日:2026年10月28日)
https://coconala.com/smartphone/pages/guide_rule
参考:情報処理推進機構(IPA)「安全なウェブサイトの運用管理に向けての20ヶ条」(確認日:2026年10月28日)
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/websecurity/sitecheck.html