本業とWeb制作の副業を両立するには?受ける前に確保したい作業と連絡の時間

本業とWeb制作の副業を両立するときは、「制作に何時間使えるか」だけでなく、お客様への返信、内容の確認、修正、休む時間まで含めて予定を立てることが大切です。
まとまった作業時間が少なくても、無理のない範囲から準備できます。一方で、連絡を含めた時間が取れないまま納期を約束すると、自分もお客様も困ってしまいます。
まず、今週使える時間を「作業」と「連絡」に分ける
Web制作の仕事には、画面を作る時間のほかに、依頼内容を読む、分からない点を質問する、出来上がりを確認する時間があります。制作を協力者に頼む場合でも、窓口としての連絡や成果物の確認は必要です。
以下は、ある人が平日は短時間、週末は少し長めに取り組む場合の架空の予定です。時間を増やすことが目的ではありません。自分の生活に合わせて、減らして構いません。
- 火曜:連絡の確認 30分
- 水曜:制作・学習 90分
- 木曜:質問への返信 30分
- 金曜:制作・確認 60分
- 土曜:制作 180分
- 日曜:確認・翌週の準備 60分
- 予定がずれたときの予備 30分|合計8時間
実際に手を動かせる時間と、休みとして残したい時間を先に書き出します。予備まで別の仕事で埋めてしまうと、体調不良やお客様からの確認待ちに対応しにくくなります。
次に、会社のルールや手続きを確認する
会社に勤めている場合は、就業規則や社内の副業に関する手続き、守秘義務、勤務先の情報や設備の利用条件を確認しましょう。許可や届出が必要かどうかは、あなたの勤務先と働き方によって異なります。
厚生労働省は副業・兼業のガイドラインや、就業規則の参考資料を公開しています。一般的な資料だけで自分の状況を決めつけず、不明点は勤務先の担当窓口などに確認してください。収入に関する税務手続きも個人の状況で異なるため、国税庁や税務署等に確認しましょう。
納期は「自分の作業」と「相手の確認」を分ける
例えば、制作に3日必要でも、素材の受け取りやお客様の内容確認にかかる時間は別です。「写真がそろってから着手する」「内容確認のお返事をいただいてから次に進む」と、予定の前提をメッセージで残します。
「何日で必ず完成」と急いで約束するより、作業に必要な条件と、確認が遅れたときの連絡方法を事前に相談する方が、お互いに予定を立てやすくなります。
返信できる時間を、依頼前に伝える
例えば、平日の夜しか確認できない場合は「平日は夜にメッセージを確認します。急ぎのご連絡にも、確認できる時間にお返事します」と、実際に守れる範囲を伝えます。毎日必ず即答できると約束する必要はありません。
相手が日中の即時対応や電話を必須としている場合は、文章で進められるか相談し、条件が合わなければ早めにお伝えします。引き受ける前に分かれば、お客様も別の依頼先を選べます。
引き受けられる量を決めて、小さく始める
初めての月は、急ぎの複数案件を同時に抱えず、連絡頻度や確認の負担を自分でつかむことを優先しましょう。練習用のページを一つ作り、制作・チェックに実際に何時間かかったか記録するのもよい方法です。
- 会社のルールと必要な手続きを確認した
- 制作以外の連絡・確認時間を予定に入れた
- 予備と休みを確保した
- 受ける前に、納期の前提を文章で確認した
今週の予定表に、まず「確認や返信に使える30分」を一つ書いてみてください。取れない週は無理に受注せず、準備を続ける選択もあります。
参考資料
2026年10月28日確認。制度・利用条件は変わることがあります。実際に利用するときは、参照先の最新の案内もご確認ください。