制作会社の協力先になるには?担当範囲と確認方法を伝える提案の作り方

制作会社の協力先を目指すなら、「どんな仕事を担当できるか」「どのように確認し、連絡するか」を短く整理した紹介資料が役立ちます。得意なことと、まだ対応できないことの両方を伝えましょう。
ここでいう協力先は、制作会社などから依頼を受け、仕事の一部を担当する立場のことです。必ず採用される方法ではありませんが、お互いの期待をそろえる準備になります。
担当できる部分を、完成物の単位で書く
「Web制作できます」だけでは、相手は何を頼めるのか判断しにくいものです。「既存ページの文章の差し替え」「スマートフォン表示の確認」「指示された内容に沿った1ページの制作」など、引き受けられる範囲を具体的にします。
まだ自分だけで確認できない作業、セキュリティや会員機能などの専門的な部分は、対応可能と断定せず、事前に相談することを明記します。AIを使う場合や制作を別の人に頼む場合も、契約や相手の条件を確認しましょう。
実績がない場合は、自主制作と明記して見せる
お客様の仕事をしたことがなければ、架空の題材で制作したサンプルを見せる方法があります。「自主制作」「架空の店舗」と明記し、実在する依頼や評価のように見せないことが大切です。
紹介には、目的、担当した作業、工夫、確認した点を添えます。実際の顧客案件を載せる場合は、契約上の秘密や掲載許可を確認してください。公開できない案件は、無断で会社名や画面を載せないようにします。
協力先として、最初に話し合いたい条件
- 担当する作業と、含まれない作業
- 成果物と納品方法、確認・修正の範囲
- 報酬、手数料、支払日、追加作業の扱い
- AI利用・再委託・情報共有の条件
- 連絡方法、連絡できる時間、納期の前提
取引の形によっては、フリーランスに仕事を委託する際の取引条件の明示などが法律の対象になる場合があります。公正取引委員会の案内も参考にし、個別の取引条件を確認しましょう。
情報を共有する前に、権限と方法を確認する
制作会社から資料を受け取る場合も、顧客の情報をどこまで使い、AIに入力してよいか、別の協力者に渡してよいかを同時に確認します。業務を受けたことだけで、あらゆる共有が認められるわけではありません。
登録するサイトやプラットフォームを通じた募集なら、その場で認められた連絡・契約・支払いの方法にも従います。条件が分からない場合は、顧客情報を受け取る前に運営へ確認することもできます。
紹介文の型を作ってみる
架空の文例【担当できること】ご提示いただいた内容に沿ったページの制作・修正
【確認できること】画面表示、リンク、文章など、事前に合意した項目
【実例】架空の店舗を題材にした自主制作サンプル
【連絡方法】テキストで内容を確認しながら進めます
【事前に相談したいこと】必要な機能、納期、AI利用や協力者の条件
これは自分の実際の対応範囲に合わせて書き換えるための例です。できないことを小さく見せるより、条件を確かめて引き受ける方が、相手にとっても判断しやすくなります。
参考資料
2026年10月28日確認。制度・利用条件は変わることがあります。実際に利用するときは、参照先の最新の案内もご確認ください。