Web制作の副業で月5万円を目指すなら?必要な案件数と作業時間の考え方

月5万円を目標にする場合、まず決めたいのは「売上を5万円にしたいのか」「制作費などを引いた後に5万円を残したいのか」です。両者では、必要な受注額が変わります。
ここで紹介する金額は、考え方をつかむための架空の試算です。稼げる額や案件数を予測したものではなく、達成を保証するものでもありません。
目標は、まず「売上」と「差額」に分ける
売上は、お客様から受け取る仕事の金額です。そこから制作を依頼した費用、仕事募集サイトの手数料、利用したツールや運用などの経費を引いて、どのくらい残るかを考えます。
例えば10万円の仕事を受け、制作を7万円で依頼すると、差額は3万円です。ただし、これは手数料・税金・その他の経費などを引く前。3万円をそのまま手取りや確定利益として扱わないことが大切です。
2件の仕事で考える、仮の計算例
次の例では、同じ条件の仕事を月に2件受けたと仮定します。実際には案件内容、利用するサービス、制作範囲によって金額は変わります。
| 項目 | 仮の計算 | 月の合計 |
|---|---|---|
| 売上 | 9万円 × 2件 | 18万円 |
| 制作費 | 5万円 × 2件 | 10万円 |
| 手数料 | 1万円 × 2件(仮定) | 2万円 |
| その他の費用 | 月1万円と仮定 | 1万円 |
| 税金を引く前の差額 | 18 − 10 − 2 − 1万円 | 5万円 |
この5万円は、仮定した費用を引いた差額であり、税金などを引いた後の手取りではありません。手数料の1万円も架空の設定です。実際の手数料は利用先の公式条件と契約内容を確認してください。
さらに、各案件で連絡・制作確認・修正を含めて12時間使ったとすると、合計24時間です。5万円を24時間で割ると約2,083円ですが、これも税金等を引く前の参考値です。仕事の獲得や学習にかけた時間は、例に含めていません。
1件が高くても、残る額は条件で変わる
別の架空例として、10万円で受けた仕事に制作費7万円、手数料1万円、その他の費用5,000円がかかれば、差額は1万5,000円です。受注額だけでは、目標に届くか判断できないことが分かります。
また、月によって仕事がないことや、確認・修正に想定より時間がかかることもあります。最初から毎月同じ件数を受けられると考えず、生活費と混同しない余裕のある計画を立てましょう。
金額の分け方は、作業範囲を決めてから相談する
制作を自分で行うのか、一部を依頼するのか、全部を依頼するのかで必要な費用は変わります。協力者に予算を相談するときは、受注額だけでなく、手数料の扱い、必要な成果物、納期、誰がどこを確認するかも共有します。
受注額から手数料を引いた後の金額を前提に、制作費と自分の担当分を相談する方法もあります。ただし割合は決まっておらず、内容や予算によっては依頼を引き受けてもらえない場合があります。お客様への価格を確約する前に確認しましょう。
自分の試算メモを作ってみる
- 目標の5万円は売上か、費用を引いた後の差額か
- 1件の受注額と制作範囲はどの程度か
- 制作費、手数料、その他の費用はいくらか
- 連絡・修正・確認まで含めて何時間使うか
- 税金など、試算に入っていないものは何か
一つの数字だけを追いかけず、自分が責任を持って納品できる仕事かを先に確認してください。税金の扱いは状況により異なるため、記録を残し、必要に応じて国税庁や税務署などに相談しましょう。
参考資料
2026年10月28日確認。制度・利用条件は変わることがあります。実際に利用するときは、参照先の最新の案内もご確認ください。