身近なお店にWeb制作を提案するには?売り込む前に聞きたい3つの困りごと

「知り合いのお店にホームページの話をしてみたい。でも、営業のように聞こえないだろうか」
そう感じるなら、最初から制作を勧める必要はありません。まずは、相手が何かに困っているかを聞くところから始めてみましょう。
ここで大切なのは、「困っているはず」と決めつけないこと。ホームページが必要ない場合や、今すぐ変更する予定がない場合もあります。
最初に聞きたい、3つの困りごと
1. 情報を伝えるときに、同じ質問が繰り返されていないか
営業時間、定休日、料金、予約方法などについて、お客様からよく聞かれることはありますか。
たとえば営業時間の問い合わせが多いなら、今あるWebページや店舗情報で、どこに表示されているかを一緒に確認できます。
2. 初めての人に伝わりにくいことはないか
サービスの内容や料金の考え方、お店の雰囲気など、初めての人が判断するために必要な情報は何でしょうか。
「何を載せれば不安が減るか」を相手と考えると、デザインだけでなく、内容の順番も見えてきます。
3. 今の方法で、更新が難しい部分はないか
情報が古いままになる理由には、更新方法が分からない、忙しくて時間がない、誰に頼めばよいか分からないなど、いろいろあります。
まずは本人の事情を聞き、今の方法を続けたい場合は、その選択を尊重します。
最初の声かけは、短く、断れる形にする
次は、知人のお店に話を聞く場合の架空の例です。実際の関係性に合わせて言葉を変えてください。
「最近、お店の情報をWebで伝えることについて少し勉強しています。もし営業時間やメニューをお客様に伝える中で、困っていることがあれば教えてもらえませんか。今の方法で十分でしたら、もちろん大丈夫です」
相手の返事によっては、その場で制作を提案せず、話を聞いて終わります。知人だからこそ、相手が気兼ねなく断れることが大切です。
相談に進んだら、何を確かめる?
相手が「少し相談したい」と言ったら、次の項目を確認します。
- ・誰に、何を伝えたいか
- ・今あるページやSNSで、どこに困っているか
- ・ページに載せる文章や写真は誰が用意するか
- ・いつまでに、どんな状態にしたいか
- ・おおよその予算はあるか
- ・AIの利用や、協力者への制作依頼は可能か
まだ答えが決まっていない場合は「未定」と書いて大丈夫です。その場で全部決める必要はありません。
制作を引き受ける前に、できる範囲を伝える
たとえば、自分が窓口となり、制作を別の人に頼みたい場合は、先に役割を伝えましょう。
「ご希望の整理やご連絡は僕が担当し、制作の一部は協力者に依頼する方法を考えています。AIも制作の補助に使用する予定です。詳細と費用を確認したうえで、改めてご提案してもよいでしょうか」
これは説明文の例です。実際に確認できている内容に合わせて使ってください。協力者の承諾や見積もりを得る前に、確定した金額や納期を約束しないようにします。
必要がなければ、そこで終えてよい
「今は必要ない」と言われたら、無理に理由を聞いたり、何度も提案したりする必要はありません。
「教えてくれてありがとうございます。もし今後、情報の伝え方で相談したくなったときは、声をかけてくださいね」
相手が安心して断れることも、信頼を大切にするやりとりの一部だと僕は考えています。
無料ガイドでは、案件の探し方や受注前の確認を順番に紹介しています。まずは、身近な人に何を尋ねるか、一文だけ書いてみるところからでも始められます。
【参考資料】確認日:2026年10月28日
[参考1]クラウドワークス「AI活用に関するポリシー」
https://blog.crowdworks.jp/archives/5811/
※AI利用の説明・情報の取り扱いを考えるための参考。直接の知人取引をこのサイトで行うことを示す資料ではありません。