「何日でできますか?」への答え方|制作時間と、お客様の確認待ちを分ける納期の決め方

納期を聞かれたときは、制作に必要な日数だけでなく、素材を受け取る時間、お客様の確認、修正、最終チェックを分けて考えましょう。
「明日までにできます」と先に約束するのではなく、何がそろえば始められるかを確かめたうえで、双方が納得できる予定を相談します。
着手できる条件を、先に確認する
文章や写真、掲載する情報、ページ数、必要な機能などが決まっていなければ、作業量は見積もりにくくなります。制作を協力者に依頼する場合は、その人が引き受けられるか、開始できる時期も確認します。
例えば「素材を受け取ってから制作を始めます」と伝える場合でも、写真の形式や掲載する文章など、何が必要なのかを具体的に共有しておくと、相手が準備しやすくなります。
制作と確認の時間を分ける工程表
以下は説明のための架空の目安です。実際の期間や進め方は、内容、作業者の予定、お客様が確認できる時期によって変わります。
- 1. 素材と内容の確認:2営業日の例
- 2. 最初の制作:3営業日の例
- 3. お客様の確認:2営業日の例
- 4. 変更点の整理と修正:2営業日の例
- 5. 最終チェックと納品:1営業日の例
この例では各段階を単純に足すと10営業日ですが、素材がそろわない場合や、追加の変更がある場合まで含めた保証ではありません。休業日や作業者の予定も別途確認します。
お客様の確認には、相手の社内で判断する時間が必要なこともあります。必要な日数を一方的に決めず、どのタイミングで確認できそうかを相談しましょう。
納期を尋ねられたときの返答例
架空の文例ご希望の時期をお知らせいただき、ありがとうございます。
まず制作内容と必要な素材を確認したうえで、作業とご確認に必要な期間をご案内します。
素材のご準備時期や、ご確認いただける時期も合わせて相談させてください。
急いでいる相手には、優先したい部分を聞き、「まず必要なページだけ」「公開後に追加する部分」など、無理のない範囲を相談する選択もあります。条件が合わないときは、理由を添えて引き受けを見送ることも必要です。
「希望日」から逆算して、確認できる日を聞く
お客様に希望日がある場合は、その日を起点に、確認に必要な時間、制作の時間、素材準備の順で逆算します。たとえば最終確認に数日必要なら、希望日の前日まで制作を続ける計画では余白が足りないかもしれません。
希望日と必要な作業が両立しない場合は、優先する内容や別の日程を相談します。早く作ることを約束するより、何をいつまでに確認できるかを双方で決めることが、安心して進めるための土台になります。
予定が変わったら、早めに共有する
素材の変更や想定外の問題が起きたら、誰かの責任を決めつける前に、何が変わり、どこを確認したいかを伝えます。新しい日程や費用が必要なら、相手と話し合ってから進めましょう。
最初の一歩として、今ある仕事を「作業する時間」と「相手の確認を待つ時間」の二つに分けて、メモにしてみてください。
参考資料
2026年10月28日確認。制度・利用条件は変わることがあります。実際に利用するときは、参照先の最新の案内もご確認ください。